より良い治療法を研究し、現在の治療法よりもさらに優れた治療法を見つけていくことを「臨床研究」といいます。
また、新しいお薬や治療法が病気に対して効果があり、さらに安全であるかどうかを患者様に協力していただいて調査を行うことを「臨床試験」といいます。
「臨床試験」には、国から新しいお薬の認可を受けるために行う「治験」と、お薬として販売された後に行う「製造販売後臨床試験」があります。
その中で、当クリニックでは整形外科領域(骨粗鬆症、関節リウマチ、痛み止め、リハビリテーション、など)の試験や研究を実施しております。
例えば、骨粗鬆症は自覚症状が乏しく自覚しにくい病気です。病院に受診したときには背骨が潰れていることもあります。また、転倒による足の付け根、腕の付け根、手首などの骨折も起こしやすくなります。骨折をしてしまうと日常生活が不便になるばかりではなく、治療費が増えたり、寝たきりになってしまうこともあります。
そのような状態になってしまう前に早期発見と適切な治療が必要となります。適切な治療を行うことによって、年をとっても元気に過ごすことに繋がります。
このように、一つの疾患を例に挙げてもいかに適切な治療が大切であるかが解ります。そのため、皆様へ最先端の治療を研究していくことが、私たち医療に携わる者の使命と考えております。
日本の未来と皆様へより良い医療をご提供できるよう、スタッフ一同で取り組んでまいります。ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。